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【横浜市鶴見区で居抜き買取り】パスタ屋の居抜き買取りを成功させるには?

パスタ発祥の国であるイタリアでは、スパゲティやペンネは前菜のような位置づけになっています。

対する日本では、麺ものが大衆に根付いていることから昼食や夕食に主食として定着し、パスタを提供する店舗も多く存在します。

今回は、パスタ屋の居抜き買取りを成功させるポイントについて解説します。

目次

パスタ屋の立地について

パスタ屋の立地については、専門店型なのかファストフード店型なのかによって、適した立地が変わってきます。

パスタ専門店の場合、立地はそれほど限定されず、郊外の出店にも適しています。

ただし食材の質と量、調理技術、サービスなどはいずれも高いレベルが求められます。

また、女性客を意識したオシャレな内装の物件などを選ぶのもポイントです。

ファストフード店型の場合、オフィス街や駅前の繁華街など、集客率が高い立地の物件が適しています。

このような立地において、素早く低価格のパスタを提供し、回転率を高めるのが主な戦略です。

パスタ屋に必要な設備について

パスタ屋の居抜き買取りでは、以下のような設備がなるべく多く揃っている物件を選ぶべきです。

・スパゲティボイラー
・ピザオーブン
・ピザ釜
・ガスコンロ
・ワインセラー
・パスタマシン
・冷蔵庫、冷凍庫
・作業台
・製氷機
・洗浄設備 など

パスタの他にピザも提供する店舗の場合、ピザオーブンやピザ釜は必須の設備です。

また、高級店の場合はワインを取り揃えることも多いため、ワインセラーが残っている居抜き物件が望ましいです。

パスタマシンのチェックポイント

先ほど、パスタ屋の居抜き物件でチェックしたい設備の一つとして、パスタマシンを挙げました。

前店舗がパスタ屋もしくはイタリアンレストランであった場合、パスタマシンが残されている可能性があります。

また、パスタマシンは電動のものがおすすめで、パスタをさまざまな形成できる押し出し式があれば便利です。

さらに付属しているカッターの種類や切れ味、メンテナンスのしやすさなども必ずチェックしましょう。

パスタマシンは、高級なものであればコンパクトサイズであっても数十万円はするため、なるべく造作として残されている物件がおすすめです。

生地こね機が残されていればさらにお得

パスタ屋の居抜き物件に生地こね機が残されていれば、よりお得に本格的なパスタ屋を開業できます。

生地こね機については、1回で作れる量が多いものがおすすめです。

こちらはパスタだけでなく、ピザやパンの生地をこねる際にも重宝します。

また、デジタルタイマーが付いているものであれば、すべての工程にタイマーの設定ができとても便利です。

ただし、あまりに機能が多い生地こね機だと、長時間使用したときに性能が落ちる可能性があります。

そのため、必要最低限の機能のみを兼ね備えているものの方が、長い目で見たときにコストパフォーマンスは良くなります。

照明や家具、装飾もチェックすべき

前店舗がパスタ屋の居抜き物件を買い取る場合、まずは照明をチェックします。

パスタ屋の落ち着いた雰囲気をつくり出す上で、照明は欠かせない設備です。

間接照明やタイミング機能が付いている照明が残っていれば、そのままの状態で活用できます。

また家具や装飾については、イタリアンデザインのものがあればより良い雰囲気づくりができます。

さらに、絵画や観葉植物などが残っているかどうかもチェックすべきです。

前店舗の経営年数を把握しよう

パスタ屋の居抜き買取りを行う場合、前店舗の経営年数を把握しておくべきです。

もし、前店舗もパスタ屋で長年経営されていたのであれば、固定客が多くついていた可能性があります。

また、高単価業態は目的意識を持って来店することも多いです。

つまり、長年人気だったパスタ屋の後にまたパスタ屋を開業すれば、店名が変わっても一度は来店してもらえる可能性があるということです。

うまくいけば、居抜き開業後すぐに固定客を獲得できる可能性もあります。

高級店は周りにライバルがいなければ有利

高級志向のパスタ屋を居抜きで開業しようとする場合、できるだけ周りに競合店がない物件を選ぶようにしましょう。

なぜなら、競合店がいなければ、そのエリアの顧客をまとめて集客できる可能性があるからです。

コース料理などを提供する高級志向のパスタ屋は、毎週来店するよりも、月1~2回程度や祝い事で利用する顧客がほとんどです。

そのため、競合店がなければ、“贅沢をしにくる場所”として多くの需要が見込めます。

もちろん、集客には商圏の把握や近隣住民の特徴なども把握しなければいけませんが、競合店がなければかなり有利に開業できるのは確かです。

まとめ

パスタ屋にはさまざまな形態があり、どのような店舗を目指したいのかによって適した立地や物件、設備などは変わってきます。

しかし、すべてに共通して言えるのは、なるべく前店舗もパスタ屋の物件を選ぶべきだということです。

またパスタ屋は上品な店舗が多く、居抜き物件の貸主からも好かれやすいため、貸主との関係性を良くしたいという方に向いています。

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