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店舗経営が赤字にならないようにするための対策について

店舗経営が赤字にならないようにするためには、開業から店舗の承継に至るまで、店舗内または経営者の個人資金がどのように動くのかを把握する必要があります。
開業から承継までの資金の流れを事前に理解しておけば、経営者の方はその資金の流れを考慮して行動することができます。
具体的に解説しましょう。

目次

店舗経営を赤字にしないための行動①開業前~開業直後

店舗を開業する場合、ほとんどの方が金融機関から借入を行います。
借入を行う金額は店舗によって異なりますが、借入を行った直後は、当然手元に多くの資金が存在することになります。
しかし、その資金は、開業に向けた準備、または設備の導入などであっという間に減っていきます。
また、開業した直後は売上が少ないため、ほとんどの店舗の経営が赤字になります。
こちらは致し方ないことであるため、とにかく無駄な出費を出さないように気を付けましょう。

店舗経営を赤字にしないための行動②開業から数ヶ月、数年後

開業から数ヶ月経つと、少しずつ集客数が増加し、資金も増加してきます。
また、数年経てば借入金の返済期間が終了することもあり、一気に店舗は資金を蓄えやすい状況になります。
ただし、こちらのタイミングと、経営者の個人資金における出費が多くなるタイミングが重なることがあります。
例えば、マイホームを購入したり、子どもが進学したりする場合の出費です。
子どもが大学に進学するなどの場合、学費は高額になることが予想されるため、この時期までに店舗の資金を潤沢にしておかなければ、結局赤字になってしまう可能性が高くなります。

店舗経営を赤字にしないための行動③承継前

子どもの学費の支払いが終わると、また店舗は資金を蓄えやすい状況になります。
しかし、子どもに店舗を承継する場合、子どもが学校を卒業した数年後には、事業承継を行うための費用が必要になります。
少しでも黒字の状態で店舗を承継したいのであれば、子どもが学校を卒業して店舗を承継するまでの間に、できる限り資金を蓄えなければいけません。

店舗経営の赤字を改善するには人件費を見直すことも大切

店舗経営の赤字を改善するためには、人件費の見直しを行うことも大切です。
人件費は店舗において非常に大きな費用となるため、見直すことによって費用のかかりすぎが判明する可能性は高いです。
また、もし人件費がかかりすぎていることが判明した場合、早急に人件費を抑えるための対策を取りましょう。
例えば、店舗における常勤の正社員が多い場合、正社員をパートやアルバイトに換えてみることをおすすめします。
常勤の正社員における保険料は、赤字経営の店舗にとって大きな負担になりかねません。
その他、訪れる客が少ない時間帯に多くの従業員を勤務させている場合は、配置転換や営業時間の変更を行うのも効果的です。

店舗経営の赤字を改善するためにその他の費用も見直そう

店舗経営の赤字を改善するためには、もちろん人件費以外の費用についても見直さなければいけません。
特に見直してもらいたいのが、毎月かかる固定費です。
固定費は毎月決まった金額を支払うもののため、見直しの対象としない経営者の方も多くいますが、それは間違いです。
例えば、テナントに入居して、賃料を払いながら経営している店舗であれば、一度そのテナントにおける賃料が相場通りなのかをチェックするべきです。
もし、周辺の相場と比べて高い賃料を払っているようであれば、その賃料は十分見直しの対象となります。
また、食材やアルコール類など、仕入れ先の業者によって金額が異なる費用に関しては、複数の業者に見積もりを出してもらい、店舗にとってもっとも良い条件の業者を選ぶことで削減することができます。
その他には、宣伝効果が薄いと判断される広告の廃止や安価な広告への移行などが、固定費を抑えるための対策として挙げられます。

店舗経営に限界を感じている方はエムズリビングにご相談を!

一向に店舗経営の赤字が改善せず、体力的にも精神的にも限界を感じているという方は、ぜひ当社エムズリビングにお問い合わせください。
エムズリビングでは、主に店舗を辞めたいと考える方と、始めたいと考える方のマッチング業務を行っています。
店舗を引き渡す方に事前告知は必要ありませんし、原状回復をしない居抜きでの引き渡しとなるため、費用もほとんどかかりません。
むしろ、店舗を引き取る方から造作譲渡料を受け取ることができるため、ある程度経済的な余裕を持った状態で、店舗経営をリタイアすることができます。
また、店舗経営を辞めた後、一から店舗経営をやり直そうとしている方、別の業界での事業を行おうとしている方は、そちらに造作譲渡料を充てることも可能です。

まとめ

ここまで、店舗経営の赤字対策について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
店舗の資金、個人資金のバランスを見ながら、蓄えをつくったり、無駄なコストを削ったりすることで、赤字にはつながりにくくなります。
また、どうしても赤字が改善しない場合は無理をしすぎず、エムズリビングを介しての居抜き売却も検討してください。

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