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【横浜市鶴見区で居抜き売却】居抜き物件を高く売却するためのポイント

せっかく居抜き売却を行うのであれば、なるべく高く売却し、その利益を今後の生活や新たな事業への足しにしたいと考える方は多いでしょう。
では、居抜き物件を高く売却するには、どのようなポイントを押さえておくべきなのでしょうか?
今回はこちらの点について解説します。

目次

居抜き物件を高く売却するためのポイント5選

居抜き物件の高額売却を狙うのであれば、以下のようなポイントを押さえておくべきです。

・実績のある不動産会社に仲介を依頼する
・次の経営者が使いやすい状態にする
・清掃を徹底する
・買主を見つけてから解約を申し出る
・営業データを伝える

実績のある不動産会社に仲介を依頼する

居抜き売却を高値で成立させたい売主は、必ず実績のある不動産会社に仲介を依頼すべきです。

近年は、居抜き専門の不動産売却会社や、それに関するWebサイトも増加してきました。
しかし、その中には積極的に購入希望者の探索を行わず、出店希望者向けのWebサイトに売却情報を掲載し、問い合わせを待つだけというところも少なくありません。

このような方法は、問い合わせが来なければ話が進まないため、大きなタイムロスが生じます。

高額で売却するには、情報の鮮度を落とさず、水面下でいかに多くの購入希望者を見つけるかが鍵になります。
そのため、不動産会社に依頼する際は、居抜き売却の実績だけでなく、募集方法などについても詳しくチェックしましょう。

次の経営者が使いやすい状態にする

居抜き物件を高く売却するには、次の経営者、つまりその物件の買主が使いやすい状態になっているかが大切です。

例えば、厨房機器の状態が良く、内装や設備をそのまま転用できる状態であれば、同業態の店舗経営を目指す買主への高額売却が期待できます。

また、居酒屋から居酒屋、カフェからカフェなど、まったく同じ形態の店舗に物件を売却する場合は、その店舗に必要な設備が揃っていればいるほど、良い条件で売却できる可能性が高まります。

特に、一から購入する場合、数百万円単位などの高価になる可能性が高い設備が多ければ、買主にとっては大きなメリットになるため、その分トータルの売却価格は高くなることが考えられます。

清掃を徹底する

清掃が行き届いていない居抜き物件は、不備が見つかりやすい傾向にあるため、買主が見つかりにくかったり、売却価格が下がってしまったりするおそれがあります。

後から不具合が見つかると、買主はその費用を負担しなければいけない可能性があるため、そのリスクを考慮した上で、価格を下げられてしまうということです。

また、清掃が行き届いていない物件は、買主からすれば、単純に開店までの期間が延びてしまうため、スピーディーに開業できるという居抜き物件のメリットが半減します。
こちらも、売却価格が下がりやすい理由の一つです。

買主を見つけてから解約を申し出る

賃貸物件での居抜き売却を行う場合、売主は当然その物件の賃貸借契約を解約しなければいけませんが、高額売却を目指すのであれば、こちらのタイミングについても注意が必要です。

買主を探すよりも先に解約の旨を伝えてしまうと、買主が決定しないまま、退去日が確定してしまいます。
また、退去日が迫っていることを口実に、買主から値下げ交渉が行われる可能性もあります。
こうなると、高額での売却はかなり厳しくなります。

そのため、店舗を閉店する予定があったとしても、売却の目途が立つまでは、解約する旨をオーナーに伝えないというのも一つの選択肢です。
もし、買主が見つからなかったり、納得のいく価格で売却できなかったりした場合は、そのまま営業を継続することも可能です。

ただし、居抜き売却を検討している旨については、あらかじめオーナーの耳に入れておくことをおすすめします。
買主が決定し、いざ居抜き売却という状況になっても、オーナーの許可が出なければ居抜き売却はできませんし、開業に向けて準備を進めている買主にも迷惑がかかってしまいます。

営業データを伝える

居抜き物件は、清潔さや設備の質、数など、付加価値が多ければ多いほど、高額で売却できる可能性がアップします。
そのため、売主は付加価値の一つとして、買主にその店舗の営業データを伝えましょう。

具体的には、エリアの特徴や顧客層、集客しやすい時間帯や曜日、競合店の情報などを伝えることができれば、買主は開業後のイメージがしやすくなります。

特に、好立地とは言えないエリアに店舗がある場合、これらは貴重な情報になりますし、たとえ好立地であっても、競合店が多いことで売却に苦戦することがあるため、事前の情報収集は必ず行っておくべきです。

まとめ

ここまで、居抜き物件を高く売却するためのポイントについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?
買主に対し、単純に「もう少し高い価格で買ってほしい」と頼み込むなど、原始的な方法ではなかなか高額売却はできません。
居抜き売却のライバルはごまんといるため、それなりの工夫と戦略により、買主に「高く買いたい」と思わせることが大切です。

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