店舗経営者の方の中には、近いうちに自身の店舗を閉店し、業界から退こうと考えている方もいるかと思います。
では、店舗経営者の方が辞めたいと思う主な理由には、一体どのようなことが挙げられるのでしょうか？
ここからは、主な6つの理由について解説したいと思います。
店舗経営者が辞めたいと思う理由6選
店舗経営者の方は、主に以下の理由で店舗の閉店を考えます。
・運転資金が足りなくなる
・利益の追求に失敗する
・新規顧客が獲得できない
・人材不足
・競争の激化
・身体的な疲労
運転資金が足りなくなる
経営者の方が店舗を辞めたいと考える理由としては、まず運転資金が足りなくなることが挙げられます。
店舗の開業直後は、初期費用やローンを回収しなければいけないことから、しばらくの間赤字経営が続くのが一般的です。
そのため、前もってそれを見越した運転資金を用意していなければ、どれだけスタートダッシュに成功したとしても、運転資金が足りなくなる可能性は高いです。
また、そのような状況での店舗経営に疲れ、辞めたいと考える方も少なくありません。
利益の追求に失敗する
経営者の方が店舗を辞めたいと考える理由には、利益の追求に失敗することも挙げられます。
店舗において利益を出すことは重要ですが、そればかり考えて人件費や材料費などを削減すると、離職率は上昇しますし、サービスの質が低下し、客足が遠のいてしまうことにもつながります。
また、このような失敗により、廃業に追い込まれるというケースも少なくありません。
新規顧客が獲得できない
なかなか新規顧客が獲得できないことも、店舗経営者の方が辞めたいと思う理由の1つです。
店舗では、リピーターを多く獲得することが安定した売上につながりますが、それと同時に新規顧客も獲得しなければ、リピーターが離れたとき、突然窮地に立たされてしまいます。
また、新規顧客の獲得に向けてアプローチしているものの、それがなかなか実らず、ジワジワ経営状況が悪くなり、もう辞めたいと考える方もいます。
人材不足
経営者の方が店舗を辞めたいと考える理由としては、人材不足も挙げられます。
ある程度規模が大きい店舗に関しては、経営者の方だけで経営を回すのが困難です。
そのような店舗では、従業員の力があって初めて経営が成り立ちますが、中には思うように人材が確保できなかったり、雇用してもすぐに離職してしまったりするケースも少なくありません。
また、従業員が離職するたび、残った従業員の負担は重くなり、ケアが十分でないと、残った従業員の不平不満は募り、人手不足はさらに加速してしまいます。
その結果、最終的に1人残った経営者の方にばかり負担がのしかかり、辞めたいという結論に至ることがあります。
競争の激化
周辺店舗との競争が激化することも、経営者の方が店舗を辞めたいと考える理由の1つです。
例えば、飲食店は店舗の中でも人気の業種であるため、開業時にはいなかったライバルが周辺に増加することは十分考えられます。
また、それが同じような業態、規模、ターゲットの店舗である場合、さらに競争は激化する可能性があり、顧客の奪い合いに破れ、売上を大きく落とすことにより、店舗を辞めたいと考えることもあります。
身体的な疲労
経営者の方の中には、単純に身体的な疲労により、店舗を辞めたいと考える方も少なくありません。
従業員を雇用せず、経営者の方が1人で店舗を回しているような場合、たとえ規模が小さかったとしても、業務の量は膨大になり、疲労もたまりやすくなります。
特に、高齢の方はこれによって身体的な限界を迎え、泣く泣く廃業を決断するということも多々あります。
また、中には疲労ではなく、健康状態の悪化や重篤な病気の発症により、閉店を余儀なくされるケースもあります。
店舗を辞めたい方におすすめのエムズリビング
さまざまな理由から、店舗経営を辞めたいと考えている方は、ぜひ当社エムズリビングにお問い合わせください。
エムズリビングでは、主に店舗を辞めたいと考える方と、始めたいと考える方のマッチング業務を行っています。
店舗を引き渡す方に事前告知は必要ありませんし、原状回復をしない居抜きでの引き渡しとなるため、コストもかかりません。
むしろ、店舗を引き取る方から造作譲渡料を受け取ることができるため、ある程度経済的な余裕を持った状態で、店舗を辞めることができます。
また、店舗経営を辞めた後、一から店舗経営をやり直そうとしている方、別の業界に入ろうとしている方は、その計画に造作譲渡料を充てることも可能です。
まとめ
ここまで、店舗経営者の方が辞めたいと思う主な理由について解説しましたが、いかがでしたでしょうか？
店舗の開業のための資金集めから開業、経営が軌道に乗るまで、すべて思い通りに事が進むケースは、ほんの一握りしかありません。
そのため、もし店舗を辞めたいと考えるのであれば、身を削ってまで経営を続けるようなことはせず、エムズリビングで引き継ぎを行い、次の道に進むことをおすすめします。
