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【横浜市鶴見区で居抜き売却】中華料理屋の居抜き売却におけるポイント

中華料理屋は、日本人にとって馴染み深い業態です。

そのため、根強いファンも多く、客離れが比較的起こりづらい業態だと言えます。

しかし、中にはやむを得ず自身の中華料理屋を閉店するという方もいるでしょう。

今回は、中華料理屋の居抜き売却における主なポイントについて解説します。

目次

居抜き売却のターゲットやコンセプトについて

中華料理屋の居抜き売却では、店舗のコンセプトによって売却に有利な立地が異なります。

例えば、客単価が高く店内の雰囲気にもこだわった高級店は、繁華街での売却がしやすくなります。

一方、一品料理が主体の大衆店は、ランチ需要があるエリアでの売却に向いています。

また、高級店の場合は、商業施設内の空中店舗や地下階でもニーズがあります。

居抜き売却を行う方は、まず自身の中華料理屋における立地の特徴を再確認しましょう。

その上で、売却できる可能性が高いターゲットを絞っていきます。

設備が充実しているほど売却は有利になる

中華料理屋の居抜き売却を成功させるには、中華用レンジや餃子焼き器、火力の強い中華用コンロなどのガス機器が必須です。

中華料理は、たっぷりと油を使い、強い火力で一気に調理するものです。

このような特徴ある調理法を実現するためには、設備や高出力のガス容量が求められます。

またダクトや排気関係の設備、グリストラップが故障しておらず、修繕コストや買い換えコストがかからないことも高額売却のポイントです。

ウェットキッチンがあれば売却しやすい

中華料理屋の居抜き売却では、厨房全体が乾燥しているドライキッチンよりも、床に水を流せるウェットキッチンの方が有利です。

油を多く使用する中華料理屋では、ウェットキッチンの方が清掃しやすく、買い手の評価も高いです。

また、ウェットキッチンは、水漏れなどのトラブルを予防するための防水工事ができているのが理想的です。

防水工事は、一度施工すると10~20年の耐用性があると言われています。

適度な広さの物件が人気

中華料理屋の居抜き売却では、適度な広さの物件の方が買い手はつきやすいです。

個人の出店が多い中華料理屋は、買い手自身が店舗に入る前提で出店を計画していることがほとんどです。

そのため、特に少ない人数で店全体を回すことができる、10坪前後の物件が人気です。

また、居抜きで開業しようとする方は、なるべく初期費用を抑えたいと考えます。

手頃な大きさの物件は金銭面から見ても、手が届きやすく多くの需要があります。

一方、面積が広い物件が売れないのかというと、決してそういうわけではありません。

ロードサイドでの居抜き売却であれば、買い手が見つかる可能性は十分にあります。

ちなみに中華料理屋のような重飲食可の物件は、焼鳥屋や焼肉屋などへの業態転換も可能です。

これらの店舗開業を目指す買い手もターゲットに含めることで、高額売却の可能性はアップします。

内装に合わせたターゲット選びも重要

中華料理屋の居抜き売却では、立地だけでなく内装に合わせたターゲット選びも重要です。

例えば高級店では、回転テーブルや金・赤を基調とした内装が人気です。

一方、ファミリーで気軽に楽しめるような庶民的な店舗は、ファミリーレストランのようにカラフルであっても問題ありません。

ただし、内装にほとんどお金をかけていない物件の場合、チープな印象を与えてしまいます。

こういった印象は居抜き売却においてマイナスなポイントになるため、売却前に改善しておくことをおすすめします。

居抜き売却前には十分な清掃を

中華料理屋の居抜き売却前には、店内のいたるところまで清掃しておく必要があります。

中華料理屋は油の使用量が多く、どうしても店内の壁や床が油っぽくベタベタになります。

したがって、購入希望者が内見に訪れる際には、念入りに清掃をして油っぽさを減らしましょう。

また、清掃が必要なのは、厨房や客席などの目に見える部分だけではありません。

例えば空調やグリストラップ、ダクトなど、目に見えないところの油汚れやホコリなどもしっかりキレイにしておくべきです。

居抜き売却前には必ずオーナーに許可を取ろう

中華料理屋の居抜き売却を行う場合、必ず前もってオーナーの許可を取らなければいけません。

中華料理屋は、ラーメン屋や焼肉屋などと同じ重飲食です。

重飲食は、一度オーナーに許可をもらっていたとしても、テナントの入れ替え時に断られる可能性があります。

なぜなら、これ以上自身の物件を汚したくないと考えるオーナーがいるからです。

もし売却前した後、重飲食の営業ができないとなってしまったら、買い手やオーナーとのトラブルにつながります。

まとめ

中華料理屋にはさまざまなコンセプトがあり、需要は比較的高い業態だと言えます。

特に設備と清潔感があれば、一切買い手が見つからないということは考えにくいです。

しかし、高額かつスムーズな売却を目指すとなると、ある程度工夫をしなければいけません。

前述したポイントを押さえ、理想的な居抜き売却を成功させましょう。

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